今回のお話は動画についてです
私は200名以上のさまざまな分野で手を使うスキルを教えている先生とお話ししてきましたが、動画に対するハードルを高く感じている方が大半でした
私たちの身の回りにはたくさんの動画が存在します
もちろんみなさんのお宅にもテレビはあると思います
テレビは毎日動画をお茶の間に届けてくれます
ニュース、バラエティ、ドラマ、映画、ドキュメンタリーなどなど
でも今はそれだけじゃありませんね
ネットフリックスのような動画配信サービスがいくつもあります
海外の映画やドラマがご自宅で見られる時代になりましたね
さらにはYouTubeがあります
YouTubeにはみなさんの教えている分野と競合するような動画があるかもしれません
これら公開されている動画はどれもよくできています
なぜならその多くは動画のプロフェッショナルやそれと同等の腕を持った人が作っているからです
動画のハードルを高く感じるというのは、無意識のうちにそれら世の中に公開されている動画と比べてしまうからかもしれません
そこで私は「動画のプロの真似はする必要もないししなくていい」という言葉をお贈りしたいと思います
なぜならば、皆さんがこれから作るべきなのは動画の作品ではありません
動画教材という商品だからです
この商品の売り物は動画ではありません
皆さんがたがお持ちの「スキル」です
動画というのはそのスキルを伝えるためのパッケージにすぎません
動画教材を購入する方々はスキルを買うのです決して動画を買っているわけではありません
手作りを教えている方々にはクリエイター気質があると思います
だから動画を作るならそれなりに立派な作品をと気負ってしまうのかもしれません
ですが、そんな必要はありません
皆さん方が売るべきなのはその動画教材で学んだことによる「結果」です
つまりスキルを学んだことによって生徒さんの人生が少しでも豊かになるこれが動画教材の持っている価値です
皆さん方に動画クリエイターになっていただこうとは私は思っておりません
今お持ちのスキルを動画という手段で生徒さんたちに届けることができればそれで十分です
ですから動画というもののハードルを高く感じすぎないでください
気楽にチャレンジしていただければいいと思います
物づくりでもそうですが、動画づくりも最初はうまく行きません
何回か失敗もして、場数を踏むことによっていい動画が作れるようになるのです
いま動画のプロとして活躍している人たちだって場数を踏んだからこそいい動画を作れています
多くの方が尻込みする分野だからこそやったもの勝ちなんです
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